就職試験遠征日記 第一弾



試験日:1次−2002年5月13日(月)、2次−2002年5月17日(金)



5/10(金)
今回受けに行くところは愛知県で、一次試験は交通費が実費。困る。
飛行機なんぞで行った日にはいくらかかるか分かったもんじゃないので、バスで行くことに。
20:00に大分出発である。音楽を聴こうと思いMP3プレーヤーを持ってきたが
案の定速攻で電池が切れる。中津あたりまでは起きていたが、その後に高速に入ったあたりで寝る。



5/11(土)
バスは決して寝心地のいいものではないので、寝たんだか寝てないんだか
よく分からないまま朝を迎える。到着は7:30辺り。眠い。
試験の日に行くことになる岡崎駅に下見に行こうかと思ったが、
電車賃が結構高いのでやめる。まあ当日はどうにかなろう。
寄り道をせずに父親のアパートに行く事にした。
2ヶ月前に2週間滞在して知り尽くした場所なので、まったく迷わずに到着。
着いてからSPI問題をやる。非言語はだいぶOK。言語はちと厳しい。
夕方に、父親から陶器の祭りに行こうと電話があったので駅まで行き父親と合流、
陶器の祭りに行く。雰囲気としては坂ノ市の万弘寺の市のような感じ。
いくつか陶器を買い、電車で戻る。帰りに回転寿司を食べに行く。



5/12(日)
一日フリーということで、父親と近くの温泉に行く。純粋な温泉ではなく、
大分の「湯遊ランド」のような所であった。決して値段は安くないにも関わらず、
結構内装がぼろかったり、風呂は小さい&種類が少ないと、あまり良い所なしであった。
やはり温泉といえば大分であると実感したのであった。
アパートに帰り、ぼちぼちSPIをするが、解けない問題などもあり、早めに投げ出す(笑)
早めに寝なければ、と10時頃から寝ようとするが、なかなか寝付けなかった。



5/13(月)
6時に起きる。眠い。こんな時間に起きるのは久しぶりであり辛いところである。
スーツを着て朝飯を食べてから出発。電車を乗り継いで目指すは岡崎駅である。
それにしても都会は人が多い。電車は結局一度も座れずじまい。田舎万歳である。
どうにかこうにかで、岡崎駅に8:25に到着。何やら会社までバスが出て
その発車時刻が8:40ということで、慌てて探すとあっさり発見。で、乗り込んだら
会社の人がいっぱい乗っていた。数分で会社に着き、バスを降りてふと。
「どこに行けばいいんじゃ?」
案内の人などはまったくいないし、同じバスに乗っていた試験を受けに来たと思われる人は
自分を含めて3人。こりゃいかん、と近くの建物に入って近くに居た人に聞いてみると
人事課に電話してくれた。しばらくして人事担当の人が来て案内してくれた。
どうやらバスを載り間違えたようで、就職試験用のバスは別にあったようだ(汗)
ようやく試験が行われる建物に着き、受け付けを済ませて部屋に入る。部屋が2つ分かれていて、
自分が居た面接会場Bは全部で20人。Aも同じくらいと考えれば全部で40人というところだろうか。

多いな〜と思いつつ、早速試験が始まる。まず始めにクレペリン検査なるものである。
聞いたことはあったがどんなものかは知らず、ひたすら数字の羅列が続く長い紙を渡されて困る。
この検査の詳細は後日雑感の方で述べるとして、とにかく肩が凝る検査であった。
次にSPIである。が、とにかく時間が短い。いくつかの科目に分かれているのだが、
それぞれが5分くらい?それで何問もあるので、とてもじゃないが解ききれない。
これが終わった頃には「こいつぁ駄目じゃのう」と思うようになっていた(笑)
その次に面接である。この面接のある部屋に入る際に大ボケをかましてしまったが、
これもまた後日雑感の方に書くとしたい。(絵が必要なため)
面接の内容は、
・志望動機
・どの分野で働きたいか
・勤務地はどこでも良いか
・卒業研究
・得意科目
・自分がアピールできるもの
・学校での成績
などである。思っていたより質問が少なかったように思った。
大体15分くらいで面接は終了し、最後に性格診断検査と会社訪問書を書いて終了。
終わった時の感想:「次行ってみよう〜(-_-;)」

大体12時あたりで終わったので、それから名古屋に行って延々と大須を歩き回る。
もう大須は歩き尽くした気分である。20:00に大分行きバスに乗る。
今回は一番後ろの席だったのでリクライニングを最大に下げることができ、
快適に過ごすことができた。それでもよく眠れたとはいえないが(^^;



5/14(火)
起きたらもう別府であった。寝ぼけながらぼーっとしていると、早くも大分到着。
うへー眠いんじゃーと思いながらも、親が迎えに来てくれていたのでその車に乗って学校へ。
学校に着いてから面接時のぼけなどを話す。午前中の授業は非常に辛かったが、
なんとか乗り越えて昼休みになり弁当を食べていると、
先生が来て「1次通過」と言われ、2次選考の通知を渡される。
「へっ?」と思いながら読んだところ、確かに自分の名前宛てである。
未だに信じられないのだが、とりあえずまた明後日名古屋へGOとなった。
ちなみに2次は旅費がでるのでさくっと新幹線か飛行機で行きたいと思う。



5/15(水)
もう明日にはまた名古屋に向けて出発しなければならず、丸一日学校で授業に出られる数少ない日である。
が、今日は保護者総会があり、授業は2時間で終わり。しかもその2時間は卒業研究である。
就職が決まっていれば遊びまくり決定なのであるが、残念無念である。早々と2時間は終わり、午後から車両通学生の安全講習を受ける。
それが終わり、ボーリングに行くクラスの人を横目に帰宅。再び出張用意をしてから寝る。



5/16(木)
今日は午前中は学校へ行く。どうも最近はいつもにもまして授業中に眠く、結構な時間寝ていた気がする(^^;
午前中の授業が終わり、学校を後にして大分駅に向かう。特急・新幹線の切符を買い
まずは小倉まで行く。ソニックは酔うので嫌だな、と思っていたが、今回乗ったのは新型の白いソニックで、
揺れがだいぶ抑えられていたようで酔わずにすんだ。
あっさり小倉に到着し、新幹線を待っていると、「修学旅行」と書かれた新幹線が来る。
中学生だか高校生だかがたくさん乗っていて、まったく最近の若者は贅沢だなと思う。
ようやく新幹線が来たので乗り込む。昨年の工場見学の際も新幹線に乗ったが、やはり速い。
なんというか、景色がするする流れていく感じがする。
居眠りしながら3時間を過ごし、名古屋に到着。また名古屋に来ることになるとは思わなかった(^^;
それから近鉄電車に乗って父親のアパートへ行く。父親とお好み焼きを食べに行って、
明日は早いということで22:30くらいには就寝。



5/17(金)
6:00起床。思えば今週の月曜日とまったく同じである。が、今日は少し出発が遅れて、
7:13の急行に乗れず。まあ7:20の急行でもなんとかなるだろう、と思っていたが
これだと名古屋駅での乗り換えが5分しかない。大丈夫だろうか?と思いながら7:20の急行に乗る。
名古屋駅に着いたのは7:49、岡崎行きの新快速は7:55発。名古屋駅でダッシュである(笑)
なんとか間に合い、新快速に乗ることができた。が、相変わらず人の多いこと。
一瞬、もし落ちたら次は福岡あたりの会社を選ぶべきか、と思う。
岡崎駅に着いたのは8:23。今回はバスはない。(前回間違って乗った社員バスはあったが)
タクシー乗り場でタクシーを待つが、一向に来ない。ようやく来たのが8:40。
9:00に間に合うか、とはらはらしたが、余裕で到着。
試験会場となる部屋に行くと、交通費の説明が始まっていて焦る。
どうやら今回の自分の番号は1である。また面接が一番最初か、と思いながら
あたりを見渡すと、全部で12人。ちらっと名簿を見たところ全て高専であった。
そして、試験が始まる。専門の試験だったらやばいな、と思っていたが、
筆記試験は普通のSPI。言語はまあ何とかなったが、非言語は解き終わらず。
面接は、前回と違い終始和やかな雰囲気だった。ただ、時折面接官の見せる険しい表情が、
さすが人事担当、やはり見るところは見ているのだなと感じた。
面接の内容は、
・志望動機
・なぜ電子回路に興味を持ったか
・英検を取ろうと思った理由
・趣味など
・自分の性格
前回の面接と違い、話を広げていくような面接であった。
それが終わって、性格診断問題300問を延々と解いて終了。
帰りは4人づつでタクシーで岡崎駅まで行く。車内では一言も話さずであった。
疲れたので、名古屋で寄り道もせず、そのままアパートに帰る。
夜までごろごろ過ごして、夕食はアジの開きを焼いたり味噌汁を作る。
これにて一日終了。気になる結果は10日以内とのこと。
一次試験の時よりは手応えを感じた気がする。SPIさえどうにかなっていれば、と思っているが、
果たして結果はいかに??



5/22日(水)
結果が来て、不合格。まだ詳しいことは聞いていないが、「おとなしすぎる」「非言語の点が良くない」
というのが原因とのこと。後者はまだ納得できるとして、前者には納得がいかない。
性格がおとなしかったら技術者には不向きなのか?おとなしい人間には開発・設計ができないのか?
確かに自分はおとなしい性格だし、人と話すのもあまり得意な方ではない。
それでも普通に人と話はするし、グループでの仕事もこなせると思っている。なぜこうもおとなしいという性格が
マイナス材料となるのか?非常に疑問である。何はともあれ、深く落ち込まずに次を探すことにしたい。



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